ビリヤード侍

言う事だけはSA級並みの底辺C級のブログ

目指す先は(後編)

 最近、寒くなりましたね。

懐は常に氷河期のDaiです。

 

 

今回は、「目指す先は(後編)」としまして始めたばかりの初級者や

まだまだな人達の心構えについて斬りたいと思います。

 

さて、何事もですが始めて何もわからない状態でしたら

先輩や上手い人の教えは何でも素直に聞くと思います。

それしかありませんからね。

でも、少しばかり慣れてわかってきたら、自分のやりたい事とか

色んな人から色んな違う教えを聞いたりして

何もわからない時に比べたら、全てを素直に聞くと言うのが

できないかと思います。

 

教える方からしても、良かれと思って教えているのに

「私には私のやり方がありますから!!」と頑として

聞き入れない人

「〇〇さんはこう教えてくれましたから!!」と

一人の言う事しか信じない人いますよね?

 

 

あなたじゃないですか?(笑)

ブーメランとは言わないで

 

これが仕事であれば、先輩や上司も自分の給与や評価に

響きますのでガツンと言う事もできますし

そうしないといけないわけですが

これが趣味の世界だったらどうでしょう??

 

ここからビリヤードに繋がってくるわけですね(笑)

趣味であれば、初級者や下級者が上手くなろうと下手のままだろうと

 別に上級者には関係ないわけですよ。

教えた初級者が上手くなったからと言って、どこかから

お金をもらえるわけではありませんからね。

教えてくれるのはボランティアなわけですよ。

ありがたいじゃないですか。

 

しかし、ビリヤードに限らず趣味の世界には教え魔と言う魔物が

少なからず生息していまして(笑)

これが、しっかりと正しく役に立つ事を教えてくれたら

その人について行けば良いだけですがねぇ・・・

見当外れな事や、歴何十年で下手くそなままなくせに

持論を押し付けてくる人etc

様々な魔物人達がいますよね。

 

これは、初級者にとって最初の難関であり環境によっては

何年経っても気付かないままと言う悲劇を生んだりするわけですね。

 

まだまだネットが発達していない時代であれば、

他に誰もいないとその人が教えてくれる事が全てですので

悲劇もしょうがないですが、今はネットがあります。

Googleさんで調べれば、色んな練習法を書いたブログがいくつも出てきます。

SNSでも、ちょっと続けていけば誰かしらが集まって来てくれて

色んな事を教えてくれます。

 

 こうなると、今度は情報過多により「どれを信じれば良いのだろう」と

混乱に陥るわけです。

例えばあるブログでは

「まずはセンターショットが大事!!100球入れれるようになって

次のステップに進むべきです」と書いてあるのに

また違う人のブログでは

「センターショットはいくらやっても意味が無い!!

初級者はボウラードでまずは40点出してから

次のステップに進みましょう」

そうかボウラードが大事なのかと調べたら

ボウラードの点数は意味がありません!!

初級者はまずは~」とまた違う事が書いてある。

こうなると、もう何をすれば良いのかわかりませんね。

 

ここが分岐点かと思います。

上手くなる人は、とりあえず全てをやってみる。

教えてくれる人の言う事もブログに書いてある事も

とりあえずやってみる。

あ、でもクソ真面目に全部達成できるまでじゃないですよ!!(笑)

センターショット100球とかやってたら、いつまでも先に進めませんので

あくまでも全部かじる程度にね。

とりあえず、センターショットなら入れば良し

ボウラードも一回10フレームまでやってみるくらいですね。

 

そして、自分自身で必要なのか不必要なのかを取捨選択できるのかが

すごく大事になってきます。

例に出したとこで、センターショットを100球入れるのが

本当に大事なのかどうか

ボウラードが大事なのかどうかをわかるのは

やってみないとわかりません。

勘違いしてはいけないのは、その教えてくれる人にとっては

それが大事だったと経験則なので否定をするべきでも無いと

思います。

 

大事なのは

 

貴方に合うのかどうか

 

これだと思います。

なので、上手くなる人はしっかりとまず「自分はどうなりたいのか」

ビリヤードで言うなら「どんなプレイヤーになりたいのか」

このビジョンを見据えて、色々な事を試行錯誤しながら

失敗もしながら成功へ向かって行けるのですね。

 

さぁ、今度はいつまでも上手くなる事ができない

バカ頭の悪い人ですね(あ、打ち消した意味無いや(笑))

 

どんな人達なのか

  • 人の言う事を信じやすい
  • 自分で考える事ができない
  • 失敗をしたくない
  • 厳しいのは嫌
  • すぐに人のせいにする
  • 自分自身が見えていない

貴方は当てはまっていませんか?

大丈夫ですか?

 

こういう人達は、公私共に今まで百何十人と人材教育してきた

私の経験則から言いますと、何事も上達しませんね。

 

そして、もう一つ初級者が陥りやすい罠が

プロレッスンだと思います。

 

スクールやレッスンに通うのは良いと思います。

 

しかし、ビリヤードほど身近に上手い人がいて

教えてもらえる環境があるのはそうそう無いと思います。

 

 こんな美味しい環境を利用しない手は無いですよね。

でも、最近の若い特に女性は厳しく教えられるのが

嫌なようで自分で考える事ができないと。

 

そして、プロだったら優しく教えてもらえると。

 

まぁ、良いですよ。

趣味ですから、個人レベルの話なら別に被害者が出るわけじゃ

無いですからね。

下手くそなままで、いつまでも自己満足に浸ってれば良いさで

済みます。

しかし、それをブログで、しかも初級者向けに

「習うなら常連とか無料で教えてもらう環境じゃ無くて

週に何回かでもプロレッスンがいいですよ」と言ってるもんだから

これは大問題ですよ。

 

(怖いので)何度も言いますが確かにプロレッスンは良いですよ。

的確にアドバイスを頂けます。

お金を払う価値は存分にあります。

 

しかしですね

ここから初級者の皆様にはしっかりと考えて

判断して頂きたい!!

そして、これは決して営業妨害ではありません(笑)

 

私見と致しましてはレッスンは

 

商売なんです

 

そりゃ、ビリヤードプロにとってはレッスンも大事な

収入源なのですからそんなに厳しくはしないですよ。

優しく丁寧に教えてもらえるでしょう。

だって、長く受けてもらえた方が安定した収入となりますからね。

だから、盲信して他の教えを聞かずに盲信してくれるような

カモ人はありがたいでしょうからね。

私ならば丁寧にゆっくり教えます。

普通なら一回でできるようなのを三回に分けるくらい

ゆっくり教えます(笑)

 

いや、誤解しないで頂きたいのは

全部のプロレッスンがそうじゃないのもわかってますが

逆に全部のプロレッスンが適切じゃないかもしれません。

全国、どこかにはいるかもしれません。

なのに「レッスンが良いですよ」とバカが断言し

それを鵜呑みにした初級者が被害に遭うのはかわいそうだなと

思うわけです。

せっかく、上手い人に教えてもらう環境が身近にあるのがビリヤード。

プロのレッスンは、どうしても疑問が拭えない時や確認したい時

色んな意見に振り回されてわからなくなった時等の

指針として受けるのが一番だと思います。

繰り返して言いますが、プロレッスンが悪いとは言いませんし

通い詰めるのも適切な時があるでしょう。

 

声を大にして言いたいのは

 

他に教えてくれる人がいるのに関わらず

何も考えずに盲信するのを

初級者には気をつけてほしいとの事です。

 

そのためには、しっかりと自分の目指す先(スタイル)をイメージし

どんな練習が必要なのか

どう練習していけばいいのか

これをしっかりと目標から逆算していき

あとは一歩一歩積み重ねて行くしかないと思います。

 

最後にこれは私自身が自分自身に戒めている事ですが

 

努力は自分が評価する事じゃなく

それを見た周囲の他人が評価する事です。

よくいるでしょ?

結果が出なかったらすぐに

「こんなにがんばったのに!!」とか

「こんなに努力してきたのに!!」と嘆く人が。

 

自分で言うな!!

 

結果が出なかったのは、やるべき事をやるのが足りなかっただけ。

目標に向けてがんばるのは当たり前の事

 

その姿を周囲の人が見て

「よくがんばっているなー」

「すごい努力をしているね」と評価してもらえるものです。

自分でこう思ったら、どうしても人間は弱いですから

甘えが出てきます。

「これだけがんばったから、あとは出たとこ勝負だな」

誰もがこう思って失敗した事があると思います。

 

私は、勉強ならば無理に思い出さずとも無意識に頭に浮かぶくらい

スポーツならば考える前に身体が動くくらいまでやらないと

いけないと思っています。

 

それには、反復練習が勉強にもスポーツにも絶対に必要なので

何事にも通じる私の教えを書きます

 

反復練習は吐くまでやれ!!

反復練習は地味で繰り返しやっていたら、嫌になってきますよね

繰り返していたら吐きそうになります。

でも、ここで負けずに吐くまでやれば身体に身に付きます。

間違い無いです。

 

そして、もう一つは

「もう限界」ここからもうあと二歩やる

これは、色んな練習をやってヘトヘトになった時に

もう後二歩踏ん張ってやればそこから身体に身に付きます。

 

この二つはビリヤードに限らず、何事にも通じますけど

強制はしません。

だって、今の時代すぐにパワハラだって訴えられる時代なんだもん(笑)

 

今の厳しいのを嫌がる甘え切った若い子には賛同されませんでしょうけど

何かの道しるべや後押しにできたら嬉しく思います。